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クラインフェルターな人たちとの出会い
 2010年の11月に、ふとしたことがきっかけになって、クラインフェルター症候群の人と私の人生の中で初めてお会いしたんです。2000人に1人ぐらいの割合でという存在は知っておりましたが、本当に会えたのは初めてだったんです。

 会う前からメール等のやりとりやSkypeのチャットなどでお話ができていて、同じような人だろうと予想していたのだけれど、それ以上でした。いろいろと共通するところがあり、普段話せないようなところも心おきなく話すことができました。

 その後も、短い間でKSの人たちと次々に会って行ったのです。KSはKSでも、みんな現在のタイプが異なっていて、不思議な世界でした。もう、隠す事(ところ)など、ないんですよね。こんなに慎重(石橋を叩くけど渡らないよう)な私が、話せど尽きぬ会話で、ここまではちゃめちゃになれた事が、果たして今まであったでしょうか。

 まるで「砂漠でオアシスを見つけたみたい」でした。


・今まで自分固有の症状だと思っていた数々のことが「KSの症状かも」って分かったことは大きな安心感をもたらした。

・いろんな言葉も覚えた。今まで嫌悪感を覚えていた「性同一性障害」を理解できるようになり、自分の認識の誤りを修正することができた。

・「自分は自分」なんだと思っているわけですが、その立ち位置が「性同一性障害」ではなく、あえて言うなら「性別違和」のあたりらしいことが分かった。

・初めは、KSの基準値みたいなものも必要かも、って息巻いておりましたが、三者三様、十人十色らしいことが分かった。

 そういう様々なことがきっかけで、コミュニティ(case by KS ~生きるヒント~を立ち上げる話が進んでいったのです。

「砂漠でオアシスを見つけたみたいでした。」そんな安らぎも目標の一つです。


私の思いとしては・・・

 やはり、いろんなKSの人たちと情報を交換する中で、まずは、(私がKSな戦士との出会いによって経験したように)安心したり、認識の間違いを修正できたり、自分の位置がなんとなくでもわかったりしていったら、いいだろうな、って思っています。

 そして、KSだからできること、KSにしかできないこと(があるはず)を見つけたり、生きるための何かヒントを見つけたり、個々が必ず持っている、輝く何かを見つけて磨いていく事で、

【みんなが輝いて生きていけたら】

って思っています。
by 47__xxy | 2011-01-30 11:53 | LGBT&I | Comments(2)
Commented by くろのす at 2021-04-09 07:47 x
今更ながら初めてなかちゃんさんがクラインと知ってからの日々を知れて感慨深いものがありました。自分も判明後は絶望感しかなく、ただ自分の場合はネットが普及し始めた時だったのでクラインの情報を求めてネットでks当事者と会う事が出来て何とか自身を保って来ました。先輩達の情報が助かっている。
Commented by 47__xxy at 2021-04-10 20:15
くろのすさん こんにちは。
そうですね、今は、情報があふれかえっていて、そのどれが正しいのかわからないですよね。
なので、当事者の発信だけを見るようにしています。
最近は、LINEやTwitterでの情報交換が活発な気がします。
くろのすさんの近くの人ともつながっていますよ。
<< 情報は正しくなければなりません 4日連続 仲間たちとの夢 >>



通称:なかちゃん。★東ニ病気ノコドモアレバ…西ニツカレタ母アレバ…南ニ死ニサウナ人アレバ…北ニケンクヮヤソショウガアレバ…★弱い立場中心の世の中に @WofNaka
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